小名来川。隅田川と荒川を結ぶ運河が会社のすぐ裏手を流れている。
周囲は近代的なマンションと昔ながらの商店が混在している、よくある東京下町の風景。川沿いは遊歩道が整備されており、運河沿いに植栽も植えられ、夕涼みに近所のおじいちゃんたちが犬を連れて散歩していそうなところだ。
ここらは古くからハゼ釣りの盛んな場所でもあり、この時期になると、ハゼ釣りを楽しむ子どもたちやお年寄りが見受けられる。
昼休み。そんな風景を楽しもうと散歩しながら川面を見てみると、ちょこちょこと泳ぐハゼの合間を大きなテナガエビがいるのを発見。それも1匹ではなかった。もちろん海と繋がった水域なのでいるのは当然と言えば当然なのだが。
写真中央よりやや右側、沈んでいる自転車のタイヤの左側にテナガエビがいるのが分かるだろうか。ご覧のように最近は水質も改善して、橋の上からでも水底を観察することができる。(捨てられている自転車がテナガエビの隠れ家となっているのは複雑だが。)